通関士の難易度

通関士は、関税に関する知識が必要になるので、
学習内容も関税に関する知識が多くと問われます。
出題範囲は、「通関業法」、「関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法」、「通関書類の作成要領その他通関手続きの実務 」の3科目になります。
(正確には3科目5項目)

出題範囲が狭いと感じるかもしれませんが、実際は条文を丸々覚える必要があったり、
複雑な関税の仕組みを覚えたり、学習することは想像以上に多いと思います。

また、実務に近い問題も問われるので、大変な学習になります。

次に合格率は以下ようになります。
平成18年 7,0%
平成19年 7.7%
平成20年 17.8%
平成21年 7.8%
平成22年 9.8%
平成23年 9.9%
平成24年 8.6%
平成25年 11.7%
平成26年 13.2%

平成20年の合格率が17%と高くなっていますが、基本的には毎年10%前後の合格率です。
この数字を見る限り通関士は難易度の高い試験だと感じます。

しかし、確かに通関士は難易度の高い試験ですが、数字ほど難しい試験ではないと感じます。

というのも、通関士を受験する方は、現場で働いている方が多くなります。
ただ、そうした方達の合格率は低く、まったく関係のない業界や学生の方が
合格率は高くなります。

その理由は、貿易に携わる仕事は大変忙しく、学習時間が中々取れません。
ですが、実際の試験では現場での知識だけでは到底合格できないので、
しっかりとした試験対策が必要になるのです。
それができないので、このような合格率になってしまいます。

逆に言ってしまえば、知識がまったくなくても、しっかりと学習を積めば
十分に合格できるとも言えます。

通関士は、合格率が示すように決して簡単な試験ではありませんが、
誰でも合格するチャンスがあります。

当たり前の事ですが、重要なのは学習量と質です。

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